さて、家を探すことにしましたが、何万件もあるなかから探すうえでは条件を絞らなくてはいけません。譲れない条件を考えてみました。
家に求める条件
広さ
まず大事なのが広さ。
我が家は夫婦+子ども3人の5人家族です。子どもが良い年ごろになってしまったので、子ども一人に一部屋。さらに夫婦の寝室で一部屋とすると、最低でも4LDKは欲しいです。
今も4LDKあるので、この間取りは維持したいところ。ただ、ネットで探し始めてみると、4LDKというだけでかなり候補が絞られてしまいます。
立地
続いて大事なのが立地。
今の家は、妻の会社までドアtoドアで1時間ほど。長男の高校まで1時間ほど。次男の中学校まで45分ほど。私のメインクライアントまで45分ほどかかっています。
せっかく引っ越すなら、これを短縮したいです。
長男は3月で卒業なのであまり考慮に入れなくてよいと思います。また、妻と次男の学校の間に私のメインクライアントがあるので、妻の職場と次男の学校の間というか、どちらも近い場所が希望です。
特に次男の中学校までの通学時間が短くなると、毎朝のお弁当のタイムリミットが後ろにずれ込み、その分、朝に余裕ができます。
お金
忘れてはいけないのがお金。
もともと、節税がきっかけで引越しを考え始めたので、今以上に費用負担が増えるのは避けたいところです。
現状の費用負担
現状の住宅周りの費用負担を整理したところ、月額約20万円でした。
- 住宅ローン:約15万円/月
- 管理費・修繕積立金:約3万円/月
- 固定資産税:23万円/年(月に均すと約2万円)
同じ負担額のまま節税効果を考えるとどの程度の家賃まで許容できるのか考えてみます。
法人税の節税効果
まず、法人税の節税効果について、家賃のうち損金計上率を50%、 法人の実効税率が約3割 とすると、同額の家賃の時の節税効果が
現状の費用負担(20万円)× 損金計上率(50% )×実効税率(30%)=3万円
法人税の節税効果だけだと、現状よりも3万円高い家賃まで許容できそうです。
所得税・住民税(個人)の節税効果
住宅ローンなどを払うために個人で負担していたお金を会社の負担とし、個人に入る給与所得をその分減らすことで、所得税や住民税を節約することができます。個人所得の減少分を15万円/月(現状負担額の75%)とし、実効税率を33%(所得税20%+都道府県民税3%+市町村民税10%)とすると、
月間の所得減(15万円)×実効税率33%=49,500円
所得税・住民税の節税効果で、現状より約5万円高い家賃まで許容できそうです。
社会保険料の節約効果
さらに個人の所得を減らすことで社会保険料も減額されます。個人所得の減少分を15万円/月(現状負担額の75%)とし、 健康保険料率11.66%(会社負担分含む)、厚生年金保険料率18.3% (会社負担分含む) をかけると 、
月間の所得減(15万円) ×(健康保険料率11.66%+ 厚生年金保険料率18.3%)=44,940円
社会保険料の節約効果では4.5万円の効果。
節約効果から考えると…
現状の負担額(20万円)+法人税の節税(3万円)+所得税・住民税の節約効果(5万円)+社会保険料の節約効果(4.5万円)=32.5万円
と、32.5万円までなら、今と同じ負担感でした。生活の質が向上するなら、もう少し上乗せしても良い気もしますが...まずは、この金額をターゲットにしたいと思います。
探します!
ということで、こんな条件で探し始めます。そもそもあんまり件数がなく、選択の余地が少なそうな条件ですが...良い物件と出会えるでしょうか?
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