浪人生になってしまった

合格だるま 大学受験

国公立大学二次試験日

本日、世間では国公立大学の二次試験日でした。

我が家にも高校3年生の受験生がいるはずなのですが、センター試験で惨敗した彼は、その後の私立大学の入試でにも破れ、早々に浪人を決めているため、今日は何もなし。

センター試験最後の年で、来年から試験方式が変わるということで浪人させたくはなかったのですが...それもまた本人の選択です。

大学を卒業するということ

大学を卒業し、それが最終学歴となると、履歴書などでその大学名が一生ついて回ります。大学のブランドからは逃れられないんです。

そして、企業で新卒採用や中途採用にも関わったことがある身としては、やはり、一定ランク以上の大学でないと面談にすらたどり着けないことを知っています。

私が役員を務めていた中小企業ですら、求人を出すと数十人からの応募があり、全員と面談をすることなんてとても無理。大半は書類選考でゴメンナサイをすることになります。 書類選考する際、頼りになるのは大学名や高校名になってしまうんです。残念ながら。

東大を出た人がみんながみんな頭の回転が良く、仕事ができるわけではありません。でも、他のいわゆるFランク大学と言われる大学の卒業生と比べると、仕事ができる人、頭の回転が良い人の比率は圧倒的に高いです。

大学のブランドに頼らない生き方

もちろん、大学などのネームバリューに依存せずに、優れた業績を残せる人がいることは知っています。ただ、そういう人は、中卒採用市場にはまず出てきません。

私の身の回りを見ると、新卒採用市場にも出てこず、アルバイトのコネで最初の就職を手にしたり、起業したり、学生の頃からインカレサークルで活躍したり...と、最初から尖った生き方をしているような気がします。

そこから先は同僚やお客さんからの引き抜きでステップアップしていったり、異業種交流会でどんどん人脈を広げていったりと、アグレッシブな人が多いです。

逆に言うと、学歴に頼らないのなら、それを補うだけの資質や努力が必要です。

我が家の長男の場合

人生のうちで、大学に入る前の1年間だけ、今だけ、後悔が無いように勉強してほしいです。

うちの長男に限っては...10月までは高校の課題研究などで忙しく、塾に行き始めはしたものの、本格的な受験勉強には入れていませんでした。

その後、センター試験間近の12月頃からはさすがに勉強しだしましたが、そもそもの積み上げが全く足りていなかったように見えます。

塾の先生からも「単語力が圧倒的に足りない」「暗記物を馬鹿にしすぎている」というようなコメントをいただいていました。

来年をどう過ごすのか

今回、長男が志望していた大学への入学をあきらめたとき、

  • 入れそうな大学に入る
  • 高卒で働く
  • 浪人して、1年間頑張る

の三つを選択肢として出しました。

浪人するのであれば、スマホもPCも合格まで封印し、勉強に専念することを前提としての選択肢です。

その上で、長男は浪人することを選びました。自ら選んだからには、宣言通り勉強に専念してほしいです。

今の長男

スマホとPCを封印するまえに、今月(2020年2月)いっぱいは自由に使わせています。 スマホとPCも駆使しつつ、「どういう浪人生活を送るのか決める」という宿題は出していますが。 とても自堕落な生活を送っているように見えますが...あと数日は何も言わずに置きます。

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